米当局、憎悪犯罪で起訴=イスラエル大使館員射殺 2025年08月08日 06時35分

事件現場近くの首都ユダヤ博物館=5月24日、ワシントン(AFP時事)
事件現場近くの首都ユダヤ博物館=5月24日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米司法当局は7日、首都ワシントンでイスラエル大使館員2人が射殺された事件で、イライアス・ロドリゲス容疑者を憎悪犯罪や殺人などの罪で起訴したと発表した。CNNテレビは、当局が死刑を求刑する見通しだと報じた。
 当局は声明で「信仰や国籍に基づく憎悪を動機とした暴力を決して容認しない」と表明した。容疑者は拘束される際に「パレスチナのため、ガザのためにやった」と警官に語ったという。
 事件は5月21日、ワシントン中心部のユダヤ人に関する博物館の近くで発生。死亡した大使館員2人は若い男女で、婚約を控えていた。 

海外経済ニュース