ウクライナ抜きでも可能=米ロ首脳会談開催で―トランプ氏 2025年08月08日 07時27分

(左から)ロシアのプーチン大統領、トランプ米大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領(AFP時事)
(左から)ロシアのプーチン大統領、トランプ米大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、ロシアのプーチン大統領がウクライナのゼレンスキー大統領との会談に応じなくても、米ロ首脳会談の開催は可能だとの認識を示した。米ロ両政府は来週中の開催も視野に調整を進めているとみられる。
 トランプ氏はホワイトハウスで記者団から、米ロ首脳会談実現のためにプーチン氏がゼレンスキー氏と会う必要があるかと問われ、「その必要はない」と表明。「彼ら(ロシア)は私との会談を望んでいる。私は(ウクライナ侵攻の)殺し合いを止めるために何でもする」と語った。
 また、8日までに判断するとしているロシアと取引を続ける第三国への「2次制裁」発動については「彼が何と言うか見てみよう」と述べ、停戦に応じないプーチン氏の出方次第だと強調した。 

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