中国、救援の意向=台湾側「必要ない」 2024年04月03日 14時16分

中国国旗(写真左、AFP時事)と台湾旗(EPA時事)
中国国旗(写真左、AFP時事)と台湾旗(EPA時事)

 【北京時事】中国政府で台湾政策を担う国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は3日、台湾東部沿岸を震源とする地震の発生を受け、救援の意向があると表明した。これに対し台湾当局は同日、必要ないとして中国側の申し出を断った。台湾統一に向けて利用されることを警戒したとみられる。
 朱報道官は「被災した台湾同胞に心よりお見舞い申し上げる」とした上で、「状況を注視し、救援を行いたい」と呼び掛けた。台湾の中央通信社によると、台湾で対中政策を所管する大陸委員会は謝意を表しながらも「(中国)大陸側に災害救助に協力してもらう必要性はない」と突っぱねた。 

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