対話の重要性強調=中国首相と会談―米財務長官 2024年04月07日 16時12分
【ワシントン、北京時事】中国・北京を訪問中のイエレン米財務長官は、現地時間7日、同国の李強首相と会談した。イエレン氏は、昨年以来の米中間の対話の積み重ねが「2国間関係をより安定したものにした」との認識を表明。「直接的でオープンな意思疎通をすることで、関係を進展させることができる」と話し、対話継続の重要性を強調した。
会談でイエレン氏は「二大経済大国は複雑な両国関係を責任を持って管理する義務がある」と呼び掛けた。ロイター通信によると李首相は、両国は敵対するのではなく、互いを尊重する必要があると指摘。今回のイエレン氏訪中で「建設的な進展」があったと評価した。