カーニバル衣装工場で火災=開幕控え、21人負傷―ブラジル 2025年02月13日 07時57分

カーニバル(謝肉祭)の衣装や警官の制服を製造する工場で起きた火災の現場で活動する消防士ら=12日、ブラジル・リオデジャネイロ北部(AFP時事)
カーニバル(謝肉祭)の衣装や警官の制服を製造する工場で起きた火災の現場で活動する消防士ら=12日、ブラジル・リオデジャネイロ北部(AFP時事)

 【サンパウロ時事】ブラジル・リオデジャネイロで12日、カーニバル(謝肉祭)の衣装を製造する工場で火災が発生し、地元メディアによれば少なくとも21人が負傷した。うち10人は喉をやけどするなどして入院。衣装にも被害が出た。世界的に知られる祭典の開幕を今月末に控え、地元は対応に追われた。
 消防当局などによると、工場はカーニバルのコンテストに参加する3チームの衣装を製造。開幕が近づく中、連日徹夜での作業が行われていたとみられる。出火原因は不明だが、衣装には合成繊維が使われ、火の回りが早かった。工場は消防当局の承認を受けておらず、消防設備に不備があった可能性もある。 

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