停戦、軍事支援再開が焦点=首脳会談決裂後、初の本格協議―米・ウクライナ高官 2025年03月11日 20時06分

【ワシントン時事】米国とウクライナ両政府は11日、サウジアラビア西部ジッダで高官協議を行った。侵攻を続けるロシアとの停戦や、ウクライナの鉱物資源権益に関する合意について議論。米側が和平実現に向けたウクライナの真意をただす一方、ウクライナは米国が停止した軍事支援の再開を求めたとみられる。
米側はルビオ国務長官のほか、ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)が代表を務め、ウクライナ側はイェルマーク大統領府長官、シビハ外相、ウメロフ国防相が出席。2月末の米ウクライナ首脳会談が口論の末に決裂して以降、両国の本格協議は初めて。イェルマーク氏は「協議は非常に建設的に始まった。公正で永続的な平和に近づくよう取り組んでいる」と通信アプリ「テレグラム」に記した。
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