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　【北京時事】和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」が飼育するジャイアントパンダ全４頭が６月２８日に中国へ返還されることを巡り、中国外務省の毛寧報道局長は２６日の記者会見で「日本のパートナーが全力で飼育してくれたことに感謝する」と話した。
　毛氏は「日本の人々が（４頭に）会いに中国へ来ることを歓迎する」とも述べた。同施設のパンダは、中国側との契約期間が満了するため返還される。
　新たに貸与されなければ、国内で飼育されるパンダは上野動物園（東京都台東区）の２頭のみとなる。先月に訪中した超党派の日中友好議員連盟の森山裕会長（自民党幹事長）らは、中国側に新規貸与を要請した。