オスロ空港付近でドローン押収=相次ぐ飛来、警戒強まる―北欧 2025年09月25日 22時21分

 【ロンドン時事】ノルウェーの警察当局は25日、首都オスロの空港近くで外国人が操縦するドローンを押収したと発表した。航空機の運航に影響は出ていないという。オスロ空港は22日、ドローン飛来で一時閉鎖されたばかり。同じ北欧のデンマークでも同様の事案が発生しており、相次ぐドローン飛来に各国は警戒を強めている。
 AFP通信によると、警察はこの外国人を特定。国籍は明らかにしていないが50代男性で、24日夜に飛行禁止空域でドローンを飛ばしていたという。
 一方、デンマークの首都コペンハーゲンでは22日、複数のドローン飛来で空港が一時閉鎖され、その後も北部オールボーなど全国4カ所の空港でドローンが目撃されている。2カ国で立て続けに出現したドローンに関連性があるかは不明だが、デンマーク警察は25日、「ハイブリッド攻撃」を目的とした「プロの仕業」である可能性を指摘した。 

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