筑波大生不明、来春に差し戻し審=フランス 2025年09月26日 16時12分

ニコラス・セペダ被告=2022年3月、フランス・ブザンソン(AFP時事)
ニコラス・セペダ被告=2022年3月、フランス・ブザンソン(AFP時事)

 【パリ時事】2016年にフランス留学中の筑波大生、黒崎愛海さん=当時(21)=が行方不明となった事件で、中部リヨンの裁判所は26日、元交際相手のチリ人、ニコラス・セペダ被告(34)の差し戻し控訴審の期日が26年3月17日~4月3日に決まったと明らかにした。同被告は殺人罪で一、二審とも禁錮28年の実刑を宣告されている。
 破棄院(最高裁)が今年2月、23年の二審で手続き上のミスがあったとして判決を破棄し、やり直しを命じた。セペダ被告は16年に黒崎さんを留学先の東部ブザンソンで殺害したとされるが、遺体は見つかっていない。 

海外経済ニュース