日本製鋼板に反ダンピング関税=最大30%、EUが決定 2025年09月26日 21時06分

欧州連合(EU)欧州委員会前に掲げられた欧州旗=ベルギー・ブリュッセル
欧州連合(EU)欧州委員会前に掲げられた欧州旗=ベルギー・ブリュッセル

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は26日、日本やエジプト、ベトナムから輸入される熱延鋼板に反ダンピング(不当廉売)関税を課すと発表した。調査の結果、EU域内産業に損害が生じていると認定した。関税は今後5年間適用される。
 日本からの輸入品には6.9~30%の追加関税が課される。エジプトは11.7%、ベトナムは12.1%。インドも調査対象となったが、ダンピングが立証されず、課税は見送られた。 

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