米雇用、30万3000人増=予想超過、失業率3.8%に改善―3月 2024年04月05日 21時39分

米労働省=ワシントン(AFP時事)
米労働省=ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米労働省が5日発表した3月の雇用統計(季節調整済み)で、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比30万3000人増だった。伸びは2月の27万人増から拡大、市場予想(20万人増)も大きく上回った。雇用情勢の強さが鮮明になった。
 失業率は3.8%と、前月から0.1ポイント改善。インフレに影響する平均時給は前年同月比4.1%上昇と、伸びは前月(4.3%)から減速した。賃金を押し上げ、物価上昇圧力をもたらす人手不足は、移民増加などを背景に幾分和らいでいる。
 業種別の就業者数は、医療関連が引き続き堅調で、前月比7万2000人増。建設業も3万9000人増となった。 

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