対日交渉「非常に生産的」=軍事負担増を要求―米政権 2025年04月18日 07時34分

赤沢亮正経済再生担当相(左)とトランプ米大統領(トランプ氏のSNSより)
赤沢亮正経済再生担当相(左)とトランプ米大統領(トランプ氏のSNSより)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は17日、米国の関税政策を巡る日米交渉について、「非常に生産的な会合だった」と高く評価した。SNSに投稿した。日本政府関係者によると、赤沢亮正経済再生担当相と面会した際、トランプ氏は在日米軍の駐留経費を念頭に日本の負担増を強く要求した。
 トランプ氏は16日、赤沢氏との会談で、日本が防衛面で「まったく費用負担をしていない」などと不満を表明。米国製自動車の輸入増や、対日貿易赤字の削減も含め、以前から主張してきた3点を求めたという。
 ベセント財務長官も17日、SNSで「非常に満足いく方向に進んでいる」と言明。次回の交渉会合への期待感を示した。 

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