マスク氏支援の候補敗北=「代理戦争」民主に軍配―米州判事選 2025年04月02日 14時25分

【ワシントン時事】米中西部ウィスコンシン州で1日、トランプ政権への「信任投票」として注目された州最高裁判事選が行われた。米メディアの開票速報によると、民主党が支持した候補が共和党のトランプ大統領や実業家イーロン・マスク氏の支援を受けた候補を破り、リベラル派が州最高裁判事の多数派を維持する見通しとなった。
同州判事選は、昨年の大統領選後初めて行われた激戦州の主要選挙。トランプ政権と民主党の「代理戦争」の様相を呈し、両陣営は国政選挙並みにてこ入れした。とりわけ、多額の資金を投じて保守系候補を応援したマスク氏の政治的影響力を測る機会として耳目を集め、民主党は同氏による連邦政府縮小の取り組みを最大の争点に据えた。
州最高裁判事は人工妊娠中絶の権利や、下院選挙区割りの見直しといった政治的争点にも影響力を持つ。ニューヨーク・タイムズ紙は「民主党に勢いをもたらす結果」と伝えた。