反汚職デモ4日目、首都に数百人=ウクライナ 2025年07月26日 14時51分

ウクライナ汚職対策当局から権限を奪う法律の制定を受け、同国各地の抗議デモが25日夜、4日目に入った。現地メディアによると、若者らが首都キーウに数百人、東部ドニプロに約150人、西部リビウに約300人集結。「腐敗撲滅に逆行する」と批判し、法律撤回を訴えた。
ゼレンスキー大統領は「汚職対策当局の独立性は保つ」として24日に新たな法案を上程し、最高会議(議会)が31日に審議する予定。だが、反汚職を巡って混乱を生み出した政権に対する国民の不信感が解消されるかは不透明だ。