FRB理事、当面解任されず=来年1月に口頭弁論―米最高裁 2025年10月02日 08時20分

【ワシントン時事】トランプ米大統領によるクック連邦準備制度理事会(FRB)理事に対する解任通告を巡る訴訟で、連邦最高裁は1日、クック氏が来年1月の口頭弁論まで理事にとどまることを認める判断を示した。トランプ政権の早期解任要求を退けた。
トランプ氏は今年8月、住宅ローン不正疑惑を理由にSNSでクック氏の解任を通告する書簡を公表した。クック氏は解任を違法として提訴。一審と二審はクック氏の訴えを認め、トランプ政権が最高裁に上訴した。