4月の米消費者物価、3.4%上昇=3カ月ぶり鈍化 2024年05月15日 21時34分
【ワシントン時事】米労働省が15日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.4%上昇した。伸び率は市場の予想通りで、前月(3.5%)から3カ月ぶりに鈍化した。
変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は3.6%上昇と、伸び率は前月から縮小。2021年4月以来、3年ぶりの低水準となった。
ただ、依然として物価安定からは程遠く、連邦準備制度理事会(FRB)は持続的なインフレ鈍化の確信が得られるまで、政策金利を据え置く構えだ。