〔東京外為〕ドル、一時146円台=3週ぶり、貿易戦争の激化懸念(3日午後3時) 2025年04月03日 15時03分
3日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、貿易戦争の激化懸念などから、一時1ドル=146円台に下落した。3月11日以来、約3週間ぶりの安値水準。午後3時現在は、147円00~02銭と前日(午後5時、149円65~65銭)比2円65銭の大幅ドル安・円高。
早朝はトランプ米大統領の相互関税発表を受けて一本調子の下げを演じ、147円60銭台を付けた。午前9時以降は、いったん148円30銭台へ切り返したが、米株先物の急落や日経平均株価の大幅下落を嫌気し、その後は147円50銭台に沈んだ。
午後は貿易戦争の激化懸念から徐々に売りが強まり、午後2時半すぎには146円90銭台まで下押した。
ドル円は、午前にいったん下げ止まったものの、午後は一段安の展開になった。中国やEUが米相互関税への対抗措置を講じる姿勢を示したことで、世界的な貿易戦争に発展するとの見方が広がり、ドル売り・円買いの動きが強まったようだ。米国のスタグフレーションへの思惑から、ドルロングの投げも出ているとみられる。
市場関係者は「今後、各国から対抗措置が出てくるとみられ、警戒モードが続く」(外為仲介業者)と話している。
ユーロは正午に比べ対円で下落、対ドルは上昇。午後3時は、1ユーロ=160円90~91銭(前日午後5時、161円49~51銭)、対ドルでは1.0943~0944ドル(同1.0791~0792ドル)。