野党・国民党議員団が訪中=民進党次期政権に圧力―台湾 2024年04月26日 22時30分
【台北時事】台湾最大野党・国民党の立法委員(国会議員)団17人が26日、北京を訪問した。中国との対話再開が見通せない与党・民進党の頼清徳政権が5月20日に発足するのを前に、国民党は中国との良好な関係をアピールし、次期政権に圧力をかける狙いがあるとみられる。
訪中団は出発に先立ち空港で記者団に「両岸(中台)の交流を回復し、憎しみを和らげたい」と強調した。台湾の中央通信社によると、28日までの滞在中に中国政府高官と面会するとみられる。