EV買い替えで22万円助成=習氏の肝煎り―中国 2024年04月27日 07時27分
【北京時事】中国政府は26日、旧型の乗用車を電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)といった「新エネルギー車(NEV)」に買い替えた場合、1万元(約22万円)を助成すると発表した。習近平国家主席肝煎りの消費刺激策となる。
制度は商務省や財政省が共同で発表。補助金の支給は1人当たり1回で、一定の排気量以下のガソリン車に買い替えた場合も7000元を支給する。
中国では不動産不況を背景に景気の冷え込みが長期化。習氏は2月に開かれた会合で、自動車や家電の買い替えを促し、消費を刺激すべきだと訴えていた。