是枝監督、今年は審査員に=カンヌ映画祭―仏 2024年04月29日 16時58分
【パリ時事】フランスで5月14~25日に開催される第77回カンヌ国際映画祭の事務局は29日、最高賞のパルムドールを競うコンペティション部門で、9人の審査員の一人を是枝裕和監督が務めると発表した。審査員長は「バービー」のグレタ・ガーウィグ監督。審査員らは最終日に各賞受賞者を明らかにする。
是枝監督は2018年に「万引き家族」でパルムドールを受賞。昨年は是枝さんが監督、坂元裕二さんが脚本を手掛けた「怪物」が脚本賞に輝いた。
今年はコンペ部門に22作品が選出されたが、日本人監督作品は含まれていない。独自性の強い作品などが対象の「ある視点」部門では、奥山大史監督の「ぼくのお日さま」がノミネートされている。