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　【ワシントン時事】米国務省のパテル副報道官は２９日の記者会見で、同省の調査の結果、イスラエル軍５部隊による「重大な人権侵害」を断定したと発表した。４部隊は既に是正措置を行っており、米イスラエル両政府は残る１部隊への対応を検討しているという。
　いずれの人権侵害も、イスラエルとイスラム組織ハマスが衝突を開始した昨年１０月７日以前にパレスチナ自治区ガザ以外の場所で行われた。具体的な部隊名や人権侵害の詳細には触れていない。
　パテル氏は「慎重なプロセス」を経た上で、人権侵害を断定したと強調。イスラエルは米側への情報提供に応じており、残る１部隊への対応について「イスラエル政府と協議を続けていく」と語った。