米当局、ボーイング787を調査=検査未完了の恐れ 2024年05月07日 08時43分
【ニューヨーク時事】米連邦航空局(FAA)は6日、米航空機大手ボーイングの787型機について新たに調査を始めたと発表した。同社が4月、翼と胴体の結合部分が適切に固定されたかどうかを確認する検査を完了していない恐れがあると報告したことを踏まえ、検査の実施状況や、従業員による記録改ざんの可能性を調べている。
ボーイングは生産途中のすべての787型機を再検査している。FAAは、既に航空会社で使われている機体に関しても対策を講じる必要があると述べた。787型機は、日系など多くの航空会社が採用している。