豪政府は「ファシスト」=SNS企業規制法案に反発―マスク氏 2024年09月13日 11時15分

X(旧ツイッター)のオーナー、イーロン・マスク氏=5月6日、米カリフォルニア州ビバリーヒルズ(AFP時事)
X(旧ツイッター)のオーナー、イーロン・マスク氏=5月6日、米カリフォルニア州ビバリーヒルズ(AFP時事)

 【シドニー時事】X(旧ツイッター)のオーナー、イーロン・マスク氏は13日までに、オーストラリア政府が偽情報排除のためSNS運営企業の規制を強化する法案を議会に提出したことについて、「ファシスト」と自身のXアカウントにつづった。かつてのイタリアの独裁体制になぞらえ、規制に反発した格好だ。
 同法案は、SNS企業が偽情報や誤情報を拡散させないための基準に従わなかった場合、最大で世界売上高の5%に相当する罰金を科すことなどを定めている。また、豪政府は子供のSNS利用を禁止する法案の準備も進めており、SNS企業側との間で緊張が一層高まりそうだ。 

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