「内政干渉すべきでない」=中国国防相、演説で米けん制 2024年09月13日 17時21分
【北京時事】中国の董軍国防相は13日、北京で開かれている安全保障の国際会議「香山フォーラム」で演説し、「各国は他国の内政に干渉すべきでない」と述べた。台湾や南シナ海問題への関与を強める米国をけん制したとみられる。
董氏は「各国の主権と安全は神聖不可侵だ」と強調。「生存と発展という各国の基本的権利を十分に尊重し、特に歴史と事実を直視する必要がある」と話した。
中国は、米国による台湾への武器売却に反発。領有権問題を抱える南シナ海で米国がフィリピンを支援することにも警戒感を強めている。