ハマス幹部、戦闘継続に自信=イスラエル、フーシ派ミサイル破壊できず 2024年09月16日 07時04分

 【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとの戦闘を巡り、イスラム組織ハマスのハムダン幹部は15日、「(戦闘を)継続する高い能力がある」と語り、自信を見せた。トルコ最大都市イスタンブールでAFP通信の取材に答えた。ハムダン氏は人的損失を認めつつ、「経験が蓄積され、新たな世代の補充があった」と主張した。
 イスラエル軍はハマスの部隊を次々と壊滅。ガラント国防相は最近、ハマスがゲリラ戦を行っているものの、「軍事組織としてはもはや存在しない」と指摘していた。
 一方、イスラエル中部には15日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が発射したミサイルが落下した。イスラエル軍は、複数発射した迎撃ミサイルのうち少なくとも1発が命中したが、完全には破壊できなかったとする調査結果をまとめた。ただ、ミサイルはその後空中分解したという。地元メディアが報じた。 

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