内閣不信任案、否決の公算=予算成立へ期待高まる―フランス 2025年02月04日 14時50分

【パリ時事】フランスのバイル首相は3日、下院(定数577)で投票を経ずに2025年予算案を強行採択する憲法の例外手続きを取った。反発した左派野党は内閣不信任決議案を提出したが、5日にも否決される公算が大きく、約2カ月遅れでの予算成立へ期待が高まっている。
少数与党に支えられたバイル氏は下院で「いかなる国も予算なしでやっていけない」と訴え、強硬策に理解を求めた。