核廃絶へ「一歩踏み出そう」=高校生平和大使が訴え―米 2025年03月06日 07時44分

【ニューヨーク時事】核兵器禁止条約締約国会議が開かれている米ニューヨークの国連本部前で5日、核廃絶を求める集会が行われ、日本から参加した「高校生平和大使」らが「核兵器のない平和な世界の実現に向け、一緒に一歩を踏み出そう」と呼び掛けた。
被爆3世で長崎西高校2年の小林真夕さん(17)は「1945年、広島と長崎への原爆投下で21万人以上の命が一瞬にして奪われた」と強調。「平和は当たり前ではなく、守り続けるものだ」と述べ、悲劇を繰り返してはならないと訴えた。