パレスチナ関係の国際会議中止=スイス 2025年03月07日 09時42分

 【エルサレム時事】スイス政府は6日、ジュネーブで7日に開催予定だったパレスチナ自治区に関する国際会議を中止すると発表した。ジュネーブ条約に基づく民間人保護について協議する予定だったが、締約国間の立場の違いが明らかになり、最終宣言案の採択が困難になったという。
 アラブ連盟(21カ国・1機構)は4日、カイロで開いた首脳会議で、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘で荒廃したパレスチナ自治区ガザの復興案を含む最終文書を採択。ジュネーブで国際会議が開かれれば、復興のための財政支援などを巡り協議する可能性があった。 

海外経済ニュース