米高官、ロシア大統領と会談=ウクライナ問題など協議 2025年04月11日 17時56分

ウィトコフ米中東担当特使=2月3日、ワシントン(EPA時事)
ウィトコフ米中東担当特使=2月3日、ワシントン(EPA時事)

 ロシア大統領府は11日、プーチン大統領が北西部サンクトペテルブルクでウィトコフ米中東担当特使と会談したと発表した。AFP通信などが伝えた。プーチン氏とウィトコフ氏の会談は3月以来で、3回目。ロシアのウクライナ侵攻や米ロ首脳会談などが議題となったとみられる。
 これに先立ち、ロシアのペスコフ大統領報道官は「ウクライナ問題解決に向け、対話が続くだろう」と指摘。一方で、プーチン氏とウィトコフ氏の会談については「ここで何か大きな進展があるとは期待できない」と述べた。
 ウィトコフ氏はこの日、ドミトリエフ大統領特別代表(外国との投資・経済協力担当)とも会談した。トランプ米政権はロシアとウクライナの停戦合意に向けた協議を急いでいるが、大きな進展を見せていない。 

海外経済ニュース