サウジ国王、イラン指導者へ親書=国防相が訪問 2025年04月18日 06時11分

サウジアラビアのムハンマド皇太子(左)とイランの最高指導者ハメネイ師(EPA時事)
サウジアラビアのムハンマド皇太子(左)とイランの最高指導者ハメネイ師(EPA時事)

 【イスタンブール時事】サウジアラビアのハリド国防相が17日、イランの首都テヘランを訪れ、最高指導者ハメネイ師と会談した。イランのメディアによると、ハリド氏はサルマン国王からの親書をハメネイ師に手渡した。内容は明らかになっていない。
 中東で覇権を争うサウジとイランは2016年に国交を断絶したが、中国の仲介で23年に復交した。ハリド氏は、サウジの事実上の最高権力者ムハンマド皇太子の実弟で、復交後、サウジからイランを訪れた最も高位の人物とみられる。 

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