ガザ支援遮断「命の危機」=英独仏、イスラエルを批判 2025年04月24日 06時26分

 【ベルリン時事】英独仏外相は23日、共同声明を発表し、イスラエルに対してパレスチナ自治区ガザへの支援物資搬入を直ちに認めるよう強く求めた。100万人の子供を含む多数の民間人に「命の危機が差し迫っている」と訴えた。
 声明は、イスラム組織ハマスへの圧力強化を理由に物資搬入を禁止するイスラエルの方針について、「容認できない」と批判。また、イスラエル軍によるガザの医療施設やインフラへの攻撃に「激しい憤り」を表明した。
 一方、ハマスに対しては、人道支援から経済的利益を得たり、インフラ施設を軍事利用したりしないよう要求した。イスラエルは3月2日以降、物資搬入を認めず、ガザの人道状況が一段と悪化している。 

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