イスラエル代表団、交渉参加へ=ガザ停戦、事態打開の可否焦点 2025年04月24日 14時28分

カイロで行われたパレスチナ支持を訴えるデモ=15日(EPA時事)
カイロで行われたパレスチナ支持を訴えるデモ=15日(EPA時事)

 【カイロ時事】イスラエルのメディアは23日、パレスチナ自治区ガザの停戦と人質解放を巡る交渉に参加するため、同国の代表団が数日以内に国外へ派遣される見通しだと報じた。3月のイスラエルによるガザ攻撃再開後、停滞しているイスラム組織ハマスとの交渉が前進するかが焦点だ。
 イスラエルはこれまでに、45日間の停戦と10人前後の人質解放などを盛り込む案を提示したが、ハマスは拒否している。仲介国エジプトやカタールは事態打開に向け、5~7年の停戦期間と引き換えに人質全員を解放することを提案。イスラエルとハマスのいずれも反応を示していないが、ハマス幹部は同案について協議するためエジプト入りしているもようだ。 

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