米、一部武器の供給停止=対ウクライナ、備蓄不足で 2025年07月02日 09時00分

【ワシントン時事】米政治専門紙ポリティコは1日、国防総省がウクライナに送る予定だった一部の武器・弾薬の供給を停止したと報じた。米軍の備蓄が不足しているためという。
報道によると、停止したのは地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」用のミサイルや精密誘導弾など。国防総省ナンバー3のコルビー国防次官(政策担当)が供給見直しを主導した。
トランプ米大統領は6月25日にウクライナのゼレンスキー大統領とオランダで会談した際、パトリオットの提供検討を示唆した。ただ、「入手が非常に難しい。われわれも必要としている」などと説明していた。