米コロンビアが大使召還合戦=目立つ関係悪化 2025年07月04日 14時17分

【サンパウロ時事】コロンビアのペトロ大統領は3日、駐米大使を召還すると表明した。米国が駐コロンビア臨時代理大使の召還を発表したことを受けたもので、両国関係の悪化が目立ってきた。
米国務省報道官は3日、臨時大使召還について「コロンビア政府の最高幹部からの、根拠に欠け非難されるべき発言」を受けた措置だと説明した。発言の具体的な中身には言及しなかった。
これに対しペトロ氏はX(旧ツイッター)で、駐米大使の召還を発表。「2国間の課題の進展状況を説明するため、本国に戻さなければならない」と強調した。コロンビアでは3日、1月に就任したばかりのサラビア外相が辞任を発表し、外交が混乱している。