新国立劇場バレエ団、ロンドン公演開始＝「ジゼル」披露、２７日まで 2025年07月25日 06時57分
【ロンドン時事】新国立劇場バレエ団は２４日、ロンドンの名門歌劇場「ロイヤル・オペラ・ハウス」で英国公演を開始し、古典バレエの傑作「ジゼル」を披露した。２７日までの４日間で計５回上演する。新国立劇場が海外で主催公演を行うのは初めて。
新国立劇場バレエ団の芸術監督を務める吉田都さんは、ロイヤル・オペラ・ハウスを拠点とするロイヤル・バレエ団で最高位のプリンシパルとして活躍。吉田さんにとっては長年活動した歌劇場での「凱旋（がいせん）公演」となった。
公演前の２２日に取材に応じた吉田さんは「グローバル化を掲げる新国立劇場バレエ団の大きな一歩」と強調。「この経験を糧に次のステップに進めていけたら」と意気込んだ。
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