イスラエル、イエメン首都空爆=フーシ派に報復 2025年08月25日 06時24分

24日、イエメンの首都サヌアで、イスラエルによる空爆後に立ち上る煙(AFP時事)
24日、イエメンの首都サヌアで、イスラエルによる空爆後に立ち上る煙(AFP時事)

 【カイロ時事】イスラエル軍は24日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が掌握する首都サヌアを空爆した。イスラエルのネタニヤフ首相は、大統領宮殿や発電所、燃料タンクを標的にしたと説明した。フーシ派はこれに先立ち、ミサイルなどでイスラエルに攻撃を行っており、イスラエル軍は報復だとしている。
 同軍は、大統領宮殿はフーシ派の軍事拠点内にあると指摘。攻撃したのはいずれも軍事施設だと主張した。ネタニヤフ氏は、イスラエルに攻撃を計画したり実施したりした者には誰であっても打撃を加えると警告。「フーシ派は代償を払うことを身をもって学んでいる」と述べた。
 フーシ派系メディアは、4人が死亡したと伝えている。 

海外経済ニュース