ヒズボラ武装解除「協力の用意」=レバノンから撤退も―イスラエル 2025年08月25日 19時45分
【カイロ時事】イスラエル首相府は25日の声明で、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの武装解除に関し、「(レバノン政府の)努力を支援し、両国にとって安全で安定した将来に向けて協力する用意がある」と述べた。その上で、レバノン軍が必要な措置を講じれば、レバノン南部の拠点からイスラエル軍を段階的に撤退させると表明した。
イスラエルとヒズボラの停戦は昨年11月に発効。レバノン政府はその後、ヒズボラの武装解除に動いており、今月7日の閣議では、今年中の実現を目指すという米国案の「目標」を承認した。ただ、ヒズボラは反発している。