国連レバノン軍、26年末で活動終了=27年中に撤退へ―安保理 2025年08月29日 07時43分

【ニューヨーク時事】国連安保理は28日、今月末に期限を迎える国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の任期を2026年末まで延長し、27年中に撤退するとの決議を全会一致で採択した。撤退を要求するイスラエルに同調する米国が任期延長に懸念を示したため、25日に予定された採決が延期されていた。
AFP通信によると、決議案を提出したフランスは当初、1年の延長と「撤退に向けた努力」を盛り込んでいた。しかし、米国が拒否権を行使する可能性が生じ、撤退期限を明記した。
採決後、レバノンのアラファ国連大使はUNIFILのこれまでの活動に謝意を示した上で、「レバノンと地域の安全と安定のためには存在がいまだ不可欠だ」と活動終了に懸念を示した。イスラエルのダノン国連大使は「UNIFILは任務に失敗した」と強調し、決議採択を歓迎した。