米豪首脳が電話会談=安保・重要鉱物の協力協議 2025年09月05日 10時30分

【シドニー時事】オーストラリアのアルバニージー首相は5日、トランプ米大統領と電話で会談したと発表した。アルバニージー氏は「安全保障上の共通の利益について議論した」と説明。米政権が見直し作業を進めている豪軍への原子力潜水艦配備計画を巡り、着実な履行を求めたとみられる。
両首脳は、レアアース(希土類)など重要鉱物の開発や供給体制構築での協力についても議論。豪側としては、資源分野の協力をてこに、米関税の引き下げを実現したい考えだ。アルバニージー氏は今月のニューヨークでの国連総会に合わせてトランプ氏との対面会談を希望しており、電話協議で地ならしを図ったもようだ。