フィッチ、フランスを格下げ=政治混迷で過去最低水準 2025年09月13日 08時05分
【パリ時事】格付け大手フィッチ・レーティングスは12日、政治の混迷が続くフランスの長期信用格付けを「AAマイナス」から「Aプラス」に引き下げた。バイル内閣が下院の不信任で9日に総辞職し、財政健全化の行方が不透明になっていることを踏まえて格下げに踏み切った。
ロイター通信によると、大手のフランスの格付けでは過去最低水準。就任したばかりで、これから組閣に着手するルコルニュ新首相に対する圧力が強まった形だ。