米アップル、減収減益=1年ぶり、中国で販売不振 2024年05月03日 09時06分
【シリコンバレー時事】米アップルが2日発表した2024年1~3月期決算は、売上高が前年同期比4%減の908億ドル(約14兆円)、純利益が2%減の236億3600万ドルだった。23年1~3月期以来1年ぶりの減収減益。中国での販売が振るわず、主力製品であるスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」が1割減収となったことが響いた。
クック最高経営責任者(CEO)はアイフォーンの減収について、コロナ禍に伴う供給制約が和らいだ前年同期に需要が高まった反動が出たと説明。この影響額50億ドルを除くと、「売り上げは伸びた」との見方を示した。