『時事エクイティ』コンセプトとワークフロー
生まれたばかりのこのサイトにアクセスいただき、ありがとうございます。まだまだこれからのサイトですが、よろしくお願い申し上げます。
1.サイトのコンセプト
このサイトを検討し始めたのは、もう1年半近くに前になります。「老後は年金+2,000万円が必要」と世間が大騒ぎしていた頃です。2,000万円云々の問題は、単純平均で語ったことに行き着きますが、今頃になって「投資・貯蓄が必要と言われても遅い」の声は、理解できるところでした。海外に比べて日本における投資教育の遅れは、よく指摘されることです。
金融リテラシー全般に限らず、株式などエクイティ投資に関する実践知識もまだまだこれからの分野と考えています。企業の成長に投資する人、テクニカルにタイミングを計る人、投資スタイルは各人各様ですが、現実には、誰かに勧められてなんとなく良さそうだから…といった投資も多いようです。投資結果の自己責任…お金での自己責任だけでは寂しいもの。重要なのは、「結果は別にして意思決定の過程で後悔の無いところまで分析すること。それも誰かが加工する前の各種基礎データを用いて分析を行うこと。」です。
このような考えの下、「理論⇒分析・研究⇒実践」のサイクルがあるサイトを小さくても良いので構築してみたい、ここがこのサイトのスタートでした。コンセプトの一つ目は、「理論を実践に」です。コンセプトの二つ目は「株価はアート、ただし株式投資は確率」。「確率重視のリスク管理」のアプロ―チです。最近は、AIが主流となり、ディープラーニングなどがデータサイエンスと捉えがちですが、このサイトは「経験則からAI」まで、データをベースに実務として参考になるものは、何でもOKというスタンスです。入り口を狭くする必要はないと考えています。
2.メニュー体系
このサイトでは、大きくわけて「ニュース」、「ポートフォリオ」、「市況・分析」、「解説・学習」の4つメニューに分類されます。上記のコンセプトに基づいて、「ニュース」および「ポートフォリオ」は『実践』、「市況・分析」は『分析・研究』、「解説・学習」は『理論』を、それぞれ色濃くなるようにしています。サイトマップは以下をご覧ください。
3.登録会員サービス
このサイトには、登録会員サービスがあります。第一弾は、登録された方にLINEで市況、ニュース等の情報をお届けするサービスです。ぜひご活用ください。
4.マーケットタイミングのワークフロー
「理論⇒分析・研究⇒実践」のサイクルがあるサイトの構築について、メニューの一つであるマーケットタイミングで具体的なワークフローを紹介いたします。
資産運用の投資スタイルでは、アクティブ運用やパッシブ運用が知られているところですが、最近はマーケットタイミングも注目されるようになりました。私たちはマーケットタイミングに長い間取り組んできましたが、このサイトを通じて更にブラシュアップしていきたいと考えています。
このサイト内での理論から実践へのサイクルを、マーケットタイミングでまとめると、下表の様になります。
流れとしては、「①必要な時に解説・学習で資産運用・関連用語集を確認しながら金融リテラシーのマーケットタイミングを読んでいただき、②ワンポイントレッスンでタイミングをみて時々アップするコメントを参考に、③ポートフォリオの中のマーケットタイミング指標をトレースしていただく」のがサイクルと思います。その内に②と③の繰り返しになると思います。
このマーケットタイミングのように、このサイト上できれいにサイクルが完成しているテーマはまだ数少ないのですが、今後も「理論⇒実践」のセットを主眼においてコンテンツの充実を図ってまいります。
(了)