20211001 21年8月の商業動態統計・小売売上高 2021年10月01日 05時56分
2021年9月30日作成
21年8月の商業動態統計・小売売上高(速報)
9月30日に経済産業省から発表された2021年8月の商業販売額は、43兆6200億円、前年同月比6.8%増、卸売が同11.2%増、小売▼3.2の減少となりました。季節調整済みの前月比は、商業販売額が▼0.6%の低下、卸売業は▼0.7%低下、小売業は▼4.1%の低下となっています。
小売業販売額の動向では、機械器具小売業、織物・衣服・身の回り品小売業の落ち込み、燃料小売業、自動車小売業の増加が目立ちました。
業界別には、以下の通りです。
(ご参考)
上記は、2000年1月からの小売売上高の推移をグラフにしたものです。12月に売上高が増加するという季節習性で振れ幅が大きくなっています。注目は、小売り全体としては2013年以降になって僅かに増加していますが、それでも伸びが鈍いこと。こうした中、百貨店の落ち、ドラッグストアの売上増など個々の業界の変化をトレースしたいところです。
(了)