20211029 21年9月の労働力調査(完全失業率) 2021年10月29日 20時57分

                           2021年10月29日作成

  21年9月の労働力調査・完全失業率

 ・2021年9月分の労働力調査の結果が10月29日に総務省統計局から発表されましたが、 ポイントは以下の様になっています。

・就業者数は6679万人、前年同月に比べて▲10万人の減少、6か月ぶりの減少となりました。

・雇用者数は、5975万人。前年同月に比べて14万人の増加、非正規の職員、従業員は減少しましたが、正規の職員・従業員は前年同月に比べて、50万人の増加となりました。

・完全失業者数は192万人、前年同月に比べて18万人の減少。3か月連続の減少です。完全失業率は(季節調整値)、2.8%。前月と変わりませんでした。

(以上、労働力調査(基本集計)2021年9月分結果の抜粋でした)。




今回の新型コロナ・ショック、感染拡大が収束するまで耐えられるかといった局面が続きましたが、ようやく落ち着いてきました。「休業者」の増加」は有りましたが、完全失業率そのものの大幅な上昇には至らなかったとみています。ただし、直近はサプライチェーンの問題などで、経済活動はリバウンドのあと「足踏み状態」。アフタ―コロナへの対応で企業の構造改革は必至、完全回復には時間が必要かとみています。

                                (了)