米政府、6月にも資金枯渇=債務上限引き上げを―財務長官 2025年04月03日 09時57分

ベッセント米財務長官(EPA時事)
ベッセント米財務長官(EPA時事)

 【ワシントン時事】ベッセント米財務長官は2日、FOXニュースのインタビューで、連邦政府の財政資金繰りの手段が「6月か7月」にも尽きる可能性があるとの見通しを明らかにした。その上で、連邦政府の借入限度額である「債務上限」を速やかに引き上げる必要があると訴えた。
 借入額の法定上限は現在36兆1000億ドル(約5350兆円)で、1月に到達した。財務省はその後、会計上の「特別措置」を通じて資金繰りを続けている。こうした手段が尽きれば、米国のデフォルト(債務不履行)リスクが高まる。議会予算局は先月、資金繰り手段が尽きる時期を「8月か9月」との予測を示していた。
 上限引き上げは、トランプ大統領の看板政策である大規模減税を含んだ法案に盛り込まれている。同法案は財政赤字を拡大させるとの懸念が与党共和党内にも根強く、審議の難航が予想される。
 トランプ氏はこの日の演説で「すべての共和党議員は団結しなければならない」と強調、法案の早期議会通過を呼び掛けた。 

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