サムスン、米半導体投資を倍増=6.7兆円、テキサスに新工場―報道 2024年04月06日 05時57分
【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は5日、韓国サムスン電子が南部テキサス州への半導体投資額を2倍強の440億ドル(約6兆7000億円)超に引き上げる方針だと報じた。新工場などを設け、先端半導体の生産能力を高める狙い。投資コストを賄うため、半導体補助金法に基づき、連邦政府から数十億ドル規模の支援を受ける見込みという。
サムスンは2021年、約170億ドルを投じ、同州オースティン近郊のテイラーに半導体施設を設ける計画を公表していた。追加投資により、新工場に加え、半導体の機能を高める「先端パッケージング」と呼ばれる後工程や研究開発などを行う施設の建設を検討しているという。