「ミサイル防衛に有益」=日AUKUS協力で米司令官 2024年04月09日 20時01分
【シドニー時事】米インド太平洋軍のアキリーノ司令官は9日、訪問先のオーストラリア・シドニーで講演し、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」と日本の間での先端軍事技術協力について、「ミサイル防衛や宇宙、サイバー分野の能力を共有し、抑止力のネットワークを形成することは有益だ」との認識を示した。
米英豪の国防相は8日の共同声明で「日本との協力を検討している」と表明。ミサイル防衛では、中国やロシア、北朝鮮が開発・配備を進めている極超音速兵器への対処が念頭にあるとみられる。