朝から次々と投票に=用紙の長さ、過去最長―韓国総選挙 2024年04月10日 11時03分

10日、ソウルの投票所に並ぶ人々(ロイター時事)
10日、ソウルの投票所に並ぶ人々(ロイター時事)

 【ソウル時事】韓国総選挙の投票が行われた10日、ソウルは春の陽気に包まれ、投票所には朝から次々と有権者らが訪れていた。投票日は公休日となり、子ども連れや夫婦で訪れる人の姿も目立った。有権者はそれぞれの思いを一票に託した。
 80代の女性は、保守系与党「国民の力」の候補者に一票を投じた。「私は昔の人間なので国民の力を支持している。応援する政党に投票し、とても気分がいい」と晴れ晴れとした笑顔を見せた。
 30代会社員男性は「投票用紙が長かったのが一番印象的だった」と語った。比例代表には38政党が届け出、投票用紙の長さが過去最長の51.7センチとなった。男性は「これまでは1、2回折って投票用紙を投票箱に入れたが、今回は3回以上折らなければならなかった」と振り返った。 

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