米アルファベットが最高益=MSは2割増益―1~3月期 2024年04月26日 08時42分

米グーグル(写真上)とマイクロソフトのロゴマーク(いずれもEPA時事)
米グーグル(写真上)とマイクロソフトのロゴマーク(いずれもEPA時事)

 【シリコンバレー時事】米グーグルの親会社アルファベットと米マイクロソフト(MS)が25日発表した2024年1~3月期決算は、いずれも増収増益だった。2社ともクラウド事業が好調で、アルファベットは純利益が四半期ベースで過去最高。MSは前年同期比で2割増益だった。
 アルファベットは、売上高が15%増の805億ドル(約12兆5200億円)。柱となるインターネット広告収入が13%、クラウド収入が28%それぞれ伸びた。リストラによるコスト削減も奏功し、純利益は57%増の236億6200万ドル。初めて配当を実施する。
 ピチャイ最高経営責任者(CEO)は「検索、(動画共有サイトの)ユーチューブの力強い業績が反映された」と説明した。
 MSは、売上高が17%増の619億ドル、純利益が20%増の219億3900万ドル。いずれも1~3月期として過去最高だった。ナデラCEOは「クラウド事業の堅調さが続いたことで記録的な1~3月期となった」と述べた。 

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