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　【ロンドン時事】英資源大手アングロ・アメリカンは２６日、オーストラリアの同業ＢＨＰグループから提示された３１１億ポンド（約６兆円）での買収案を拒否したと発表した。アングロの企業価値と将来性を「著しく過小評価している」と取締役会が全会一致で結論付けたという。
　ＢＨＰは株式交換方式による買収を提案。アングロ株の市場価格に３１％上乗せした水準で買い取る意向を示していた。世界的に脱炭素の流れが進む中、アングロの買収を通じ、電気自動車（ＥＶ）などの生産に不可欠な銅を確保する狙いがあった。